PayPayでガソリンスタンドを支払えたらお得ですよね。
この記事ではPayPay、LINE Pay、楽天ペイの主要スマホ決済が、ガソリンスタンドで使えるのか?使った場合はどれがお得なのかをまとめています。
今までは現金やクレジットカードが一般的でしたが、今はPayPayなどのスマホ決済や電子マネーや共通ポイントカードが使えるガソリンスタンドが増えました。
ガソリンスタンドで便利なスマホ決済はPayPay(ペイペイ)、LINE Pay、楽天ペイのどれが良い?
スマホ決済サービス&QRコード決済サービスと一口に言っても、現在では様々な会社から提供されています。
そこで、「ガソリンスタンドで使うならどのスマホ決済サービスが良いの?」と疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。
スマホ決済サービス | 還元率 | 使えるガソリンスタンド |
---|---|---|
PayPay | 1.5%程度 | 一部の「ゼネラル」 |
LINE Pay | ー(使えない) | 使えない |
楽天ペイ | 2% | 一部の「エネオス」 |
以下では上の表の詳細を説明していきます。
ガソリンでPayPayを使うと還元率1.5%程度
ガソリンスタンドの料金の支払いで、PayPay(ペイペイ)を利用するメリットを幾つか挙げてみます。
PayPayをガソリンスタンドで使うメリット
- 200円で1ポイントが貯まるPayPayボーナスがある(ポイントの還元率は0.5%)
- 決済方法をクレジットカードにすればクレジットカードポイントも2重取りできるので、1.5%還元くらいになる
- 他の電子マネーと同じで現金をわざわざ用意しなくても良い
「スマホ決済サービスのPayPay(ペイペイ)はコンビニや飲食店での利用がメインなのでは?」とイメージしている方は多いのではないでしょうか。
上記で紹介した電子マネーや共通ポイントカードと比べると、PayPay(ペイペイ)を使えるガソリンスタンドは今のところ少ないのが現状です。
それでも、PayPay(ペイペイ)を導入する企業やサービスはどんどん増えています。
車に乗る機会の多い方は現金払いをやめて、スマホ決済のPayPay(ペイペイ)を取り入れてみてください。
LINE Payはガソリンスタンドで使えない!
LINEの決済サービスであるLINE Payは、僅か2年間で登録ユーザー数が世界1,000万人を超えました。
PayPay(ペイペイ)が開始したのは2018年の10月ですので、LINE Payの方が老舗です。
しかし、2019年の1月現在で残念ながらLINE Payの決済ができるガソリンスタンドはありません。
クレジットカードと同じ感覚でLINE Payにチャージして給油しようとしても、次のような内容が届きます。
・このカードはお取り扱いできません
・LINE Payでは1円の支払いはできません
ガソリンスタンドでLINE Payが使えないのは、「1円を引き落として、引き落としができればカードが使える」というチェック(のオーソリゼーション)に対応していないからです。
もちろん、これからLINE Pay決済に対応するガソリンスタンドが増える可能性はありますので、今後の動向に注目といったところでしょうか。
楽天ペイは一部のガソリンスタンドで使え、還元率1.5%
楽天会社から提供されている楽天ペイは、下記のように一部のガソリンスタンドで使えます。
・伊地知石油店ENEOS和泊SS(鹿児島県大島郡和泊町喜美留128-4)
・和泉石油富浦深名SS(千葉県南房総市富浦町深名441番地の3)
・阿庄石油株式会社(岐阜県土岐市下石阿庄町4-8)
・株式会社相和(大阪府堺市堺区大仙西町6丁目165番地)
・有限会社川角石油(埼玉県入間郡毛呂山町川角649)
・具志川給油所(沖縄県島尻郡久米島町大田332-1)
・セルフ中津サービスステーション(神奈川県厚木市上依知1232-1)
・山田石油株式会社(福岡県直方市新知町4-20)
PayPay(ペイペイ)と同じように楽天ペイも使えるガソリンスタンドは限られていますが、楽天カードを持っていればENEOS(エネオス)でお得にガソリン代の支払いが可能です。
楽天ペイのポイント還元率は1.5%です。
例えば、1回の給油で8,000円分を使うと仮定すると、次の楽天スーパーポイントが貯まります。
・半年間毎月給油すると8,000円×1.5%×6ヵ月=720ポイント
・1ヵ月の給油で8,000円×1.5%=120ポイント
・1年間毎月給油すると8,000円×1.5%×12ヵ月=1,440ポイント
ガソリン代やカーケア代金を節約できますので、楽天カードを作るのは選択肢の一つです。
関連記事:楽天カードの還元率は3%超でヤバい
PayPay(ペイペイ)に対応しているガソリンスタンドを探す方法
PayPay(ペイペイ)の公式サイトを見てみると、主な利用可能店舗の中にガソリンスタンドが入っていません。
そのため、「ガソリンスタンドでPayPay(ペイペイ)は使えないのでは?」と考えている方はいますが、下記の方法でスマホ決済に対応している店舗を探すことができます。
①お使いのスマートフォンにPayPay(ペイペイ)のアプリをインストールする
②アプリを立ち上げて「インフォメーション」⇒「全国のお店一覧」とタップする
③スマホ上に地図とPayPay(ペイペイ)を使えるお店が吹き出しアイコンで表示される
④表示された吹き出しアイコンの中にガソリンスタンドがあれば、PayPay(ペイペイ)決済が可能
Twitterでは、次のようにゼネラルでPayPay(ペイペイ)の決済ができたというつぶやきがありました。
・PayPayの100億円あげちゃうキャンペーンが始まったのでゼネラルで給油した
・PayPay支払い第1号だったみたいでお店の人も知らなかった
参考:https://twitter.com/ofunanet/status/1069753611024949248?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1069753611024949248&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.zero-payments.com%2Fentry%2Fpaypay-gasorin
他の加盟店と同じように、PayPay(ペイペイ)が使えるガソリンスタンドでお支払いをすればキャンペーンのボーナス還元を受けられますね。
ガソリンスタンドでPayPay(ペイペイ)を使う方法
以下では、ガソリンスタンドでPayPay(ペイペイ)を使う方法を説明していますので、初めて決済する方は一度目を通しておきましょう。
②ガソリンスタンドに来店したら普段と同じように給油する
③スタッフさんにPayPay(ペイペイ)で支払いをしたい旨を伝える
④スタッフさんが読み取り用のQRコードを掲示してくれる
⑤PayPay(ペイペイ)のアプリを立ち上げてメイン画面の下に位置している「スキャン支払い」のアイコンをタップする
⑥撮影画面に移行したら掲示されたQRコードを読み取る
⑦金額入力画面に移行したら金額を手入力し、スタッフさんに確認してもらって問題なければ「支払う」をタップする
ガソリンスタンドの店舗によっては、「こちらのバーコードを読み込んでください」という看板がサービスルームのカウンターに置かれていることがあります。
PayPay(ペイペイ)はまだまだ新しいサービスで浸透していないこともありますので、何か分からないことがありましたらスタッフさんに尋ねてみてください。
その他、ガソリンスタンドで利用できるスマホ決済
近年ではガソリンスタンドの支払い方法が多様化しています。
今までは現金やクレジットカードが一般的でしたが、今は電子マネーや共通ポイントカードが使えるガソリンスタンドが増えました。
しかし、対応状況はガソリンスタンド別で違いがありますので、どの電子マネーや共通ポイントカードが使えるのか見ていきましょう。
決済方法 | 使えるガソリンスタンド |
---|---|
QUICPay(クイックペイ):ポイントやマイルの特典が受けられる | 「ENEOS」「ESSO」「Mobil」「ゼネラル」「コスモ石油」 |
楽天Edy:楽天が運営するプリペイド型電子マネー | 「ESSO」「Mobil」「ゼネラル」 |
nanaco | 「ESSO」「Mobil」「ゼネラル」 |
iD(アイディ) | 「ENEOS」「ESSO」「Mobil」「ゼネラル」「昭和シェル石油」 |
WAON(ワオン) | 「コスモ石油」 |
もちろん、わざわざ電子マネーや共通ポイントカードを用意しなくても、国際ブランドとガソリンスタンドが加盟している国際ブランドさえ合っていればクレジットカード決済ができますよ。
家族で車に乗る機会が多いと月々のガソリン代は馬鹿になりませんので、ポイントで還元されるクレジットカード払いはおすすめです。
まとめ
コンビニや飲食店と同じように、ガソリンスタンドでもスマホ決済サービスが使えることがお分かり頂けたのではないでしょうか。
しかし、2019年の1月現在ではLINE Payでの決済に対応しているガソリンスタンドはありません。
そのため、「QRコード決済でガソリン代を支払いたい!」という方は、PayPay(ペイペイ)か楽天ペイを選んでみてください。
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