冬になると暖かい布団にくるまってホカホカで眠りたいですよね。
そんな冬にかかせないのが、羽毛布団です。
布団といえば西川ブランドの布団が品質も良く高級品として有名ですが、リーズナブルな羽毛布団としてイオンの羽毛布団も人気があります。
イオンと西川の布団にはどのような違いがあるのか、徹底比較してみましょう。
イオンの羽毛掛布団は温かさレベルが10段階、2枚組み合わせれば一年中使える
イオンのトップバリュのブランド「ホームコーディ」から誕生した「洗える羽毛布団」は、各家庭で丸洗いできる羽毛布団ということで人気があります。
「洗える羽毛掛ふとん」は、1枚でも暖かく秋冬に利用できますが、「洗える羽毛掛ふとんライト」と組み合わせることで厳しい冬の寒さにもより暖かく使用できます。
また春先や秋口など季節の変わり目には、「洗える羽毛掛ふとんライト」1枚だけを使うと快適に過ごせます。
1年の中でどちらか1枚だけを使用したり、2枚合わせて使ったりと1年中活躍することができる羽毛布団です。
さらにホームコーディの羽毛布団シリーズは10段階の暖かさから選べます。
「洗える羽毛掛ふとん」の暖かさレベルは7か8から選択できます。
また「洗える羽毛掛ふとんライト」の暖かさレベルは4のみです。
その季節の気温に応じて、どちらか1枚にしてみたり、2枚重ねてみたりと上手に組み合わせて利用することをおすすめします。
西川の羽毛布団ラインナップとイオンと比較してどう?
高級布団ブランドで有名な西川は、東京、京都、大阪に3つの会社が存在し、それぞれで様々なブランドが展開されています。
今回は東京西川で販売されている羽毛布団とイオンの羽毛布団を比較してみましょう。
イオンと西川の布団のクオリティ(質)比較
では、実際にイオンの羽毛布団と西川の羽毛布団の質から比較してみましょう。
東京西川は代表的な高クオリティ布団メーカーなので、イオンはどこまで頑張れるでしょうか?
東京西川の商品の中で、イオンに比較的近いお値段の商品を選択しています。
羽毛布団名 | 詰め物(充填量) | 生産国 |
---|---|---|
イオン・ホームコーディ 「洗える羽毛掛けふとん」サイズSL(あたたかさレベル7) |
ダックダウン85%(充填量1.1kg)
ダウンパワー330cm3/g |
中国 |
イオン・ホームコーディ
「洗える羽毛掛けふとん」 サイズSL (あたたかさレベル8) |
ダックダウン90%(充填量1.1kg)
ダウンパワー380cm3/g |
羽毛充填:日本 がわ生地縫製:中国 |
羽毛布団名 | 詰め物(充填量) | 生産国 |
---|---|---|
東京西川「くらし上手」
羽毛掛けふとん サイズSL |
ダウン90%フェザー10%(フレンチホワイトダック)充填量1.2㎏ | 日本製 |
東京西川「くらし上手」羽毛掛けふとん
サイズSL |
ダウン93%フェザー7%(フレンチホワイトシルバーダック)充填量1.2㎏ | 日本製 |
値段を比較すると、イオンの製品の方が少しだけお手ごろ価格となっています。
お手ごろ価格な上に自宅で気軽に洗えるほうがいいのか、国産の品質の良いものがいいのか、何を優先したいかで選んでみてはいかがでしょうか。
古くなった布団のメンテナンス比較
羽毛布団はどうしても使い続けるうちに薄くなってしまったり、汚れてしまったりすることが多いです。
そのような場合には「打ち直し」や「丸洗い」をすることで再生することが可能です。
「打ち直し」と「丸洗い」の内容や費用を確認していきましょう。
打ち直し
羽毛布団は使い続けるうちにフワフワがなくなり、「ぺったんこ」になってしまうことがよくあります。
そのような場合には「打ち直し」をすることで再生することができます。
打ち直しとは、使い続けて薄くなってしまった布団を再利用してリフォームする方法のことです。
布団の羽毛を洗浄して側地を新しくし、長年使用することで少なくなった羽毛を追加していきます。
打ち直しをするとまるで新品のようにきれいになりますが、どのぐらい費用がかかるのでしょうか。
イオンと西川で比較してみましょう。
イオンは打ち直しで16178円~41,558円、西川は?
打ち直しはイオンでも西川でも行っています。
まずはイオン打ち直しのお値段を確認してみましょう。
コース名 | 足し羽毛 | 値段 |
---|---|---|
スタンダード | ホワイトダックダウン85% | 税込16,178円 |
デラックス | ホワイトグースダウン90% | 税込19,958円 |
ロイヤル | ポーランド産
ホワイトグースダウン93% |
税込30,218円 |
イオンの打ち直しはコースによって値段が大きく変わります。
続いて西川の打ち直しの費用を確認していきましょう。
西川リビングの羽毛ふとん仕立て直しサービス「リサイクル&リフォーム」の料金表は下記のとおりです。
コース名 | 足し羽毛 | 値段 |
---|---|---|
お手軽コース | なし | 税抜20,000円 |
スタンダードコース
ツイル生地 |
なし
(ダブル→シングル) |
税抜20,000円 |
ダックダウン90%
(シングル→シングル) |
税抜29,000円 | |
スタンダードコース
サテン生地 |
なし
(ダブル→シングル) |
税抜25,000円 |
ダックダウン90%
(シングル→シングル) |
税抜34,000円 | |
ロイヤルスターコース
サテン生地 |
なし
(ダブル→シングル) |
税抜55,000円 |
ダックダウン93%
(シングル→シングル) |
税抜67,000円 | |
グースダウン93%
(シングル→シングル) |
税抜82,000円 | |
マザーグースダウン93%
(シングル→シングル) |
税抜100,000円 |
西川リビングで実施されている羽毛布団の仕立て直しサービスでは、イオンよりも幅広い料金設定で利用可能です。
ダブルサイズからシングルサイズへのリフォームなら、足し羽毛なしでお得な料金で打ち直しができるためおすすめです。
打ち直しの質は違う?
イオンと西川の打ち直しの質は、料金の違いからもわかるように違ってきます。
イオンでは、足し羽毛の品質のみ選択できますが、西川では足し羽毛に加えて側生地(がわきじー布団の詰め物を包んでいる布地部分)の種類も選択することができます。
より高品質な生地と羽毛を使用したいなら、西川のうち直しがおすすめです。
丸洗いの質比較
羽毛布団は打ち直しのほかに、丸洗いサービスを利用することもできます。
イオンと西川の丸洗いサービスの詳細を確認していましょう。
イオンは1点5,918円2点で10,584円、西川は?
イオンでは丸洗いサービスを実施しています。古くなっても買い替えなくて良いのは良いですよね。
イオンの丸洗いサービスは、羽毛布団だけでなく、棉布団や毛布なども丸洗い可能です。
料金は1点だと5,918円(毛布は2枚で1点)、2点だと少しお得になって10,584円で丸洗いできます。
ネットで注文すると後から届く宅配キットに布団をいれて送るだけの手軽さです。
また、西川の丸洗いサービスについては、東京西川、西川リビングなどでは打ち直しのサービスのみ行っていて、丸洗いサービスを行っているという情報が確認できませんでした。
唯一、大阪の心斎橋西川で行われている丸洗い(リフレッシュ)サービスの料金は、羽毛掛けふとんシングルサイズで税込5,400円からとなっています。
種類や素材によって値段がかわるようなので、具体的な料金は心斎橋西川で確認することをおすすめします。
丸洗いの質は違う?
丸洗いサービスについては、西川では心斎橋西川でしか確認できませんでしたが、料金設定はイオンと同じようなものとなっています。
そのため、それほど洗い方に違いはないと考えられますが、イオンではネットで注文して簡単に配送することができるため、丸洗いサービスをより手軽に利用したいなら、イオンの丸洗いサービスはおすすめだと言えます。
ダックとかグースってなに?羽毛布団の選び方
羽毛布団は、西川の高級品では30万円といったお値段のものもあり、いったいどこに違いがあるのかと疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
羽毛布団の詰め物の品質にはどんな違いがあるのか、羽毛布団を選ぶ時のポイントを見ていきましょう。
羽毛の種類は3種類
羽毛布団に使われている羽毛にはダック、グース、マザーグースの3種類があります。
どの羽毛を使用するかによって、お値段がかわってきます。
それぞれの違いは下記のとおりです。
羽毛の種類 | 特徴 |
---|---|
ダック(あひる) |
|
グース(ガチョウ) |
|
マザーグース(ガチョウの親鳥) |
|
お手ごろ価格の羽毛布団はほとんどがダックを使用した羽毛布団です。
よりボリュームと暖かさが欲しいなら、グースのダウンを使用した羽毛布団をおすすめします。
ダウン率とダウンパワー
羽毛布団の製品表示を見ていると、ダック90%、400dp、などといったものが目に付きます。
これらは、ダウン率とダウンパワーと呼ばれていて、羽毛布団を選ぶ場合には重要なポイントとなります。
まずダウン率ですが、一般的にダウン(羽毛)を50%以上使用したものを「羽毛布団」と呼んでいます。
また、スモールフェザーを50%使用したものは「羽根布団」と呼んでいて、まったく違う製品となってしまいます。
ダウン率が高いほど保温力が高くなるため、より暖かさを求めるならダウン率90%以上の羽毛布団をおすすめします。
また、ダウンパワーとは、「400dp」や「360dp」などと表示されているもので、どれだけフワフワなのかというものを数値化したものでdp(㎝3/g)の記号を使用しています。
日本では300dp以上のもの販売が許可されています。
この数値は高ければ高いほどふわふわで保温性に優れていることになります。
よりふわふわな羽毛布団が欲しいという場合は、400dp以上の製品を選びましょう。
イオンの枕は2つの硬さが選べるし、高さが変えられてよい
イオンの枕は、すごく便利です。
3000円以下なのに、高さの調節ができるので寝心地が良いです。
西川みたいな寝具専門店で自分専用の枕を入手すれば最強かもしれませんが、値段が1万円とかかなり高いです。
イオンの枕なら3000円で、自分に合うように調整すればよいだけなので、かなりお得です。
硬さも調整できるので、ほぼ人ぴったりにカスタマイズできますね。
着る毛布のぬくぬく感がヤバい
寝具というか微妙ですが、着る毛布がかなり良さそうです。
ぬくぬくの最強の引きこもりアイテムでしょう。
フローリングなら布団を直置きより、ベッドを買いたい
床がフローリングなら、布団を直接敷くと寝心地がいまいちになりがちです。
そんな時は、イオンのすのこベッドが安くて良いです。
安いし、寝るときだけ出して、起きたら端にたためるから便利ですよね。
部屋が広く使えます。
まとめ
羽毛布団は値段が安いものから高いものまで、かなり幅広い値段設定になっています。
その中でもイオンの羽毛布団は自宅で洗えるものもあり、お手ごろ価格で暖かい羽毛布団が購入できます。
一方で西川の羽毛布団は超高級品というイメージですが、イオンと同じようにお手頃価格のものもあります。
ただ、安いものならイオンの方がラインナップが豊富です。温かさが10段階も選べるわけですから。
高い布団を買うなら西川、安くて良いものを探しているならイオンの布団ってことでよいと思います。
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