イオンカードの審査は、果たして厳しいのでしょうか?
イオンやそのグループ企業で使われる流通系と呼ばれるカードなので比較的甘めの審査をしてくれるのでしょうか?
それともイオン銀行が発行しているので銀行系のような厳しい審査があるのでしょうか?
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”kuro-kihon.png” name=””]どっちだろ?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”shiro-kihon.png” name=””]イオンカードは流通系にありがちな比較的柔軟な審査をしてくれる傾向があるね[/speech_bubble]
本文でじっくり見ていきましょう。
イオンカードの審査とはどんなものなのでしょうか。
web(ネット)で作った場合の審査を中心にお話します。これでもうイオンカードの審査は怖くない!?
イオンカードの審査は甘い?厳しい?
どんなクレジットカードでも、申し込みと審査はワンセット。
審査のないクレジットカードはありません。
それは「イオンカード」も同じです。
イオンカードにクレジットカード機能がついている以上、どの窓口から申し込みをしても審査が行われます。
イオンカードは審査が甘めな流通系クレジットカード
イオンカードはどんな人をターゲットにしているかというと、普段イオンで買い物をするような主婦層です。
イオンカードを持つことによって、様々な特典を付与して、もっとイオンで買い物をしてもらうことが目的です。
このように、特定の店舗やECサイトでの購入を増やすのを目的にしたクレジットカードを「流通系クレジットカード」といいます。
例えば楽天カードは楽天市場での買い物、エポスカードではマルイでの買い物を増やすために発行しているのです。
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”kuro-kihon.png” name=””]イオンカードも代表的な流通系ってことは・・・[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”shiro-kihon.png” name=””]そこまで厳しい審査にはなりにくいね[/speech_bubble]
イオンから見れば、コスト節約の意味もある
イオンから見たら、他社のカード(例えばJCBや三井住友VISAカード、楽天カードなど)を使われたらそのカード会社に手数料を支払わなければいけないので、自社のカードを使ってもらうことでコストが抑えられるってメリットもあります。
カード自体で利益を上げるのではなく、買い物で利益を上げるのを目的としているので、審査は甘めになっています。
多少審査基準を緩くしても、イオングループ全体から見たらイオンカードを作ってもらった方が
- イオンで買い物してもらえるので売り上げが増える
- 他のカード会社に支払う手数料が減るので、コストが抑えられる
という大きなメリットがあるわけですね~
銀行系クレジットカード・信販系クレジットカードは審査が厳しめ
イオンカードは流通系クレジットカードで審査が甘いと説明しましたが、反対に審査が厳しいクレジットカードも存在します。
「銀行系クレジットカード」「信販系クレジットカード」と呼ばれるクレジットカードです。
銀行系クレジットカードは例えば「三井住友VISAカード」「みずほマイレージクラブカード」が挙げられます。
信販系クレジットカードでは例えば「JCBカード」「アメリカン・エクスプレス・カード」です。
流通系クレジットカードが自社への顧客の取り込みを目的としているのに対して、銀行系クレジットカード、信販系クレジットカードはステータスを持つことをその目的としています。
三井住友VISAカードを持っているということは、三井住友銀行がその人を信用しているということなのです。
デートや商談での店舗利用の決済のとき、流通系クレジットカードより銀行系クレジットカードの方がかっこいいのは事実です。ステータスを示しているのです。
よって、銀行系クレジットカードや信販系クレジットカードは流通系クレジットカードより審査が厳しくなっています。
クレジットとは「クレジット」とは「信用」を意味する言葉です。そしてクレジット機能とはカードを店側に提示することにより指定銀行口座から後払い(引き落とし)を許してもらう機能です。
後払いだからこそ、後払いの時点でお客さんが資力を持っていることが前提になります。
後払いできるかどうかの資力と、きちんと後払いしてくれるかどうかという信頼感を審査によって見るわけです。
イオンカードの審査情報の口コミは?
3,894万人(2017年3月31日現在)の会員数を誇るイオンカードは「審査に通った」という口コミが多数で「審査に落ちた」という口コミは少数です。以下のような口コミがありました。
・専業主婦だが年収0円で申し込んでも審査に通りました。持ち家だったのが良かったのかもしれません(40代女性)
・65歳で年金生活ですがカードを作れました。(60代男性)
・学生でアルバイトをしていないけどカードを持てた。(20代男性)
・転職したばかりで、年収も下がって不安でしたが審査に通りました。(30代男性)
クレジットカードを作れるか不安な人が申し込んで、カードを作ることができたという内容でした。
審査に通りやすくするコツ
審査が甘いイオンカードですが、さらに審査通過率を高くする方法があります。
1.埋められる項目はすべて埋める
分からないからといって空白にしておくと、それは「いい加減な人」すなわち「お金にルーズ」という印象を与えかねません。
勤め先の代表電話番号など、大きい会社ならわからないかもしれませんが、きちんと調べて記入しましょう。
2.虚偽の記載をしない
例えば年収を偽ったり、他社の利用を少なめに申告したりしてもすぐにバレます。
ウソがばれたときは審査に非常にマイナスに働くので、絶対に嘘を記入してはいけません。
こんな人でも審査に通る?
イオンカードが公式に公表している入会基準は以下の通りです。
- 18歳以上(高校生不可)で電話連絡が可能なら申し込み可能。
- 未成年の方は親権者の同意が必要。未成年の場合は連ら連絡が必須。
- 審査の結果によっては全員が作れるわけじゃない。
よって、それぞれの申込条件は以下のようになります。
未成年
18歳以上であれば、未成年でも入会対象です。
ただし、未成年の場合は親権者の同意が必要です。
学生
高校生は申し込めませんが、大学生であれば申し込むことができます。
ただし、20歳未満であれば親権者の同意が必要となります
奨学金を借りていたりすると「奨学金は実質借金だから大丈夫かなぁ~」って思うかもしれませんが、基本的には大丈夫です。
奨学金の借金はネガティブなものではなくて将来への投資なので、イオンも悪く評価はしません。
主婦
イオンカードの入会に収入要件はありませんので、電話連絡さえ主婦でも取れれば申し込むことができます。
収入がない主婦だと「大丈夫かなぁ~」って不安になる人も多いと思いますが、上の口コミでもあったように安心して申し込んで見てください。
イオンカードのメイン利用者層は主婦だと言われています。
イオンは「マックスバリュー」をはじめとした日用品や食材のお店を中心に全国展開しています。
食材を購入するのは、やはり一家のご飯を担当するお母さんです。世のお母さんたちは兼業主婦・専業主婦を問わずにイオンカードをレジでガンガン使っています。
イオン店舗の利用者層が家族や主婦ですから、イオンカードの申し込みは専業主婦・兼業主婦問わず大歓迎という状況です。
世の中には専業主婦お断りのクレジットカードも少なくありません。
イオンカードが厳しいカードであれば、収入のない専業主婦は即座に審査落ちしてしまうことでしょう。
「専業主婦申し込み可能」という情報は、クレジットカードの審査の厳しさをはかる一つの参考となる情報です。ただし、専業主婦OKだからといって必ずカードを発行してもらうことができるわけではありません。最終的には信用情報や申込内容を確認したカード会社の判断になります。
ご自身に収入が無くても、世帯単位で一定の収入があれば問題ないはずです。
もしパート収入などがあれば、少額でも申請しても良いでしょう、より一層通りやすくなるので。
フリーター
フリータでも全然大丈夫です。むしろ収入があるので。
電話連絡さえ取れれば申し込むことができます。
ただ、借入が多すぎる人などは若干注意してくださいね。
外国人
イオンカードは国籍で差別はしていません。
ただ、将来他国に行ってしまう人には若干審査上は不利になります。
返済しないで海外逃亡されたら、イオンカードとしては厄介ですからね。
日本国内に永住資格がある人なら申込ができます。具体的には以下の書類を持っている人です。
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 外国人登録証明書(在留の資格が特別永住者または永住者のものに限る)
無職
主婦と同じく、収入要件が無いのでも申込ができます。
生活保護者
主婦・無職と扱いは同じで、生活保護者でも申し込めます。
つまり日本国内に住んでいて、18歳以上であれば誰でもイオンカードを申し込めることとなります。
ただし、審査に通るかどうかは別問題です。
同じ収入がゼロの人でも、夫に収入のある専業主婦の方が、無職や生活保護者に比べて確実に審査には通りやすいです。
また、他のクレジットカードによくある入会基準で「収入のある方、またはその方と同居されている方」という条件があるので、無職の一人暮らしより、収入のある家族と住んでいるほうが審査に通る可能は高いです。
生活保護については明確な記述が公式ホームページにないものの、審査に落ちる確率はかなり高くなります。
収入要件が無いと言っても、それは他の家族が代わりに返してくれるという前提でカードが発行されるので、支払いが滞った場合、他に支払う人がいない生活保護者は審査に通るのが厳しいのです。
どうしても、生活保護を受けていてカードを作りたい場合、まったくの無職ではなく多少の収入があるなら職業を「フリーター」として登録すれば、審査に通る確率は高くなります。
当たり前ですが、嘘はダメですよ。
フリーターで申し込める人が、無職で申し込んで、わざわざ不利になる必要はないって意味です。
年収の目安はある?
前述したように、イオンカードには年収基準がありません。
ただし、流通系クレジットカード一般の話として、その人に収入がなくても世帯収入が100万円台を超えていると、審査に通る可能性が高くなります。
在籍確認はある?
電話はかかってくる?
クレジットカードの審査で不安ポイントの一つになるのは「電話で照会があるかどうか」ではないでしょうか。
電話は基本的に昼間かかってくるため、職場や家族の前で色々答えるのは気まずいという方が多いです。手間もありますので、できればかかってきて欲しくないと思ってしまいますね。
イオンカードの場合、通常は在籍確認の電話はかかってきません。
ただし、申込者が未成年の場合は契約の意志の確認として電話はかかってきます。
ただ、記載ミスなどがあり、カード会社側が「ここを確認したい」と感じればかけて来ますし、特に何もなければ電話はかかってきません。
電話での照会を嫌がる人が多いため、特に必要がなければイオンカード会社側もかけて来ません。
あまりお客さんが嫌がることをすると「他にもカード会社はたくさんありますから!」と他所に逃げてしまうからです。ただ、カード会社側がどうしても確認しなければならない事項が発生すれば、電話照会が来る場合もあると考えておく必要があります。
また、収入がゼロや極端に少なかったりする場合にも電話連絡がある場合があります。転職を繰り返している人の場合も、本当に申告した会社に勤めているか在籍確認が行われる場合もあります。
派遣社員は派遣先と派遣元、どっちに電話が来る?
派遣社員の方は、「派遣先」と「派遣元」どちらに電話がかかってくるか、気になるでしょう。
基本は派遣元に在籍確認の電話が来ます。
ただし、個人情報保護の観点から派遣会社が在籍確認については答えないケースが増えています。よって、派遣先に電話が来ることもあります。
派遣先の会社が大きい場合、自分の名前が認識されておらず、在籍確認が取れない可能性もあるので、申込時に
- 派遣元の電話番号
- 派遣先の自分が働いている部署の電話番号
どちらも記入しておいた方が安心できます。
否決された場合は、どんな方法で連絡が来る?
審査に落ちた場合は1週間前後で書面にて通知がきます。
審査結果がどうあれ一報ありますのでご安心ください。
ただし一点注意しなければならないのは、審査落ちした場合は「なぜ審査落ちしたか」という理由を教えてもらうことはできません。これはイオンだけでなく、どこのクレジットカード会社も同じです。
結果のみの通知になります。
イオンカードの審査からカード発行までは2〜3週間かかるので、2週間を過ぎても連絡が来ない場合は審査に通った可能性が高いです。
どうしても待っていられない場合は審査の受付番号からネットで審査状況を確認することもできます。
まとめ
イオンカードは柔軟な審査をしてくれる傾向が分かって頂いたと思います。
クレジットカード機能がついている以上、審査はどうしてもカード取得のための壁になります。
しかし、審査を極端に恐れる必要はありません。買い物をしていると、隣で会計をしている方の財布がちらりと見えることはありませんか。財布には当然のようにクレジットカードが収まっていませんでしたか。レジでイオンカードを使っている方を当たり前の光景として受け止めていませんか。そう、現実に多くの方がイオンカードを申し込み、利用しているのです。
日常使いできるイオンカードは生活の中でも最も身近なカードの一つです。臆せず第一歩を踏み出してみてください。
年会費無料なのに、イオングループを5%引きで使えるのでイオンカードは作らないと損です。
ぜひ申し込んでくださいね。
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