電力自由化がはじまり自由に電力会社を選ぶことができるようになりました。しかし、あまりに電力会社が多く、どこにしたらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
電力会社は地域ごとに契約を受け付けているところとサービス対象外のところがありますので、せっかくいいなと思って選んでも「対象外です」とお断りされてしまうこともあります。
乗り換えをするためには、自分の住む地域で契約を受け付けてくれるお得な電力会社を見つけなければいけません。それが面倒で「乗り換えは後回しで・・・」と諦めてしまう方もいる様子。
今回は、「どこがいいの?」「自分の地域で契約を受け付けているお得な会社はどこ?」でお悩みの関西地域の方におススメサービス「くらしTEPCO」についてお話したいと思います。乗り換え先の電力会社に悩んでいる方、必見です。
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”kuro-kihon.png” name=””] テプコって東電だよね。既存の電力会社ってこと?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”shiro-kihon.png” name=””]そうだよ~でも、東電って関東がメインの電力会社だけど、そこが関西に攻め込むために作った会社(サービス)なんだよね。大手の東電が運営している安心感と新規参入系のお得さが合わさっているのでお勧めですよ[/speech_bubble]
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くらしTEPCOとはどんな会社?
くらしTEPCOは電力会社なの?
どんな料金プランを提供しているの?
こちらの会社をご紹介すると、まず多くの方からこのような質問をいただきます。実は、くらしTEPCOは一つの電力会社というわけではありません。
しかし、一つの電力会社と深い関係を持つサイトです。ちょっとややこしいですね。
「くらしTEPCO」は東京電力エナジーパートナーで提供している、電力の使用状況や料金を可視化し、暮らしに役立つ情報の提供や契約内容の管理などもできるwebサイトのことです。
くらしTEPCOという電力会社ではなく、東京電力エナジーパートナーという会社のサービスだと理解してみてください。
東京電力エナジーパートナーというと新顔の電力会社のように感じるかもしれません。ですが、東京電力と言うと皆さん「聞いたことがある」と思うのではないでしょうか。
身近な電力会社の会員向け電力総合サイトがくらしTEPCOです。
東京電力エナジーパートナーはエリア拡大中で、現在は関西でも契約することができるようになりました。くらしTEPCOというサービスだけでなく他にも多くのメリットがある電力会社です。乗り換え先を検討中なら、候補の一つとして考えたい電力会社です。
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[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”shiro-kihon.png” name=””]そうだよ~でも、東電って関東がメインの電力会社だけど、そこが関西に攻め込むために作った会社(サービス)なんだよね。大手の東電が運営している安心感と新規参入系のお得さが合わさっているのでお勧めですよ[/speech_bubble]
乗り換え先の候補を考えるなら料金が重要!くらしテプコは安いの?
乗り換え先として考えるなら、真っ先に考えてしまうのは料金のお得さではないでしょうか。
電力自由化によって多くの人が期待していたのは、やはり電気料金の値下がりという点です。多くの企業が価格競争をし、その結果として料金の値下がりが期待できるのではないかと考えていました。
また、今までよりも柔軟な料金耐性のプランが登場するのではないかとも期待していました。
結果的にどうなったかというと、乗り換えにより料金面でお得になる家庭がとても増えました。くらしTEPCOを擁する東京エナジーパートナーも一般家庭向けの料金プランを打ち出しています。文章で説明するとわかり難いかもしれないので、ここはさくっと見やすい図で解説します。
電力会社の中には単身世帯や2人世帯が乗り換えをすると損をしてしまうような料金プランがメインのところもあります。別にわざと損をさせようとしているわけではありません。電気を一定量使う家族数の多いご家庭をメインターゲットにしているなど、電力会社の料金プランにはその会社のメインターゲット世帯が反映されているのです。
東京電力エナジーパートナーの特徴は、色々な形態の世帯に対応した料金プランを打ち出しているところ。夜間にお得になる料金プランや家族の人数の多い家庭向けプランなど、自分の家の生活状況に合わせてプランを選ぶことができます。
画像は2人世帯向けのプランで試算したものです。スタンダードなタイプで、年間5,000円ほどお得になる試算結果が出ています。
2人世帯は家族数の多い世帯より電気量を多く使いません。乗り換えによって料金的に負担が重くなることもあるのですが、東京電力エナジーパートナーは使用料の少ない世帯にも対応した良いプランを提供している万能型の電力会社なのです。
こちらは家族数が2人から4人に増えた場合の料金プランです。月あたり700円ほど負担が軽くなるという試算結果が出ており、年換算では8,000円以上の家計節約を見込むことができます。
さらに家族数が増えて5人家族の場合の料金試算です。同じプランを適用している場合、家族数が増えると料金がお得になる傾向にあります。もちろん2人家族でもお得感はあります。ですが、5人家族で年1万円以上も料金がお安くなる可能性があることを目にすると、たくさん電気を使うお宅こそ素早い乗り換えを検討したいところです。
こちらはあくまで一つの料金プランで仮試算した結果になります。電気の使用状況やプラン、地方によっても試算結果が変わってきます。
乗り換えにより料金がお得になる可能性が高いだけでなく、ポイントが貯まるというメリットもあります。詳しくは後述しますが、貯まるポイントは全国区のものなので、関西地方の人は「ポイントが貯まっても関東でしか使えないのでは?」と心配する必要はありません。電気料金支払いにもどんどん使えます。
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”kuro-egao.png” name=””] 料金が安いだけじゃなくて、ポイントが貯まるっていいね![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”shiro-kihon.png” name=””]まあ、ポイントはあくまでおまけって位置づけで、料金の安さに注目して欲しいけど、まああるとうれしいよね![/speech_bubble]
法人も契約できる!会員数も順調に推移
また、東京電力エナジーパートナーは法人契約も可能です。法人専用のくらしTEPCOである「ビジネスTEPCO」も提供されており、一般家庭と同じくネットで電気の管理や状況確認が可能です。
自社のどんなプランがいいのか悩んでいる会社は、東京電力エナジーパートナーに連絡をして相談するのも一つの手です。
参照
http://www.tepco.co.jp/ep/corporate/plan_h/index-j.html
色々な家庭の形、そして企業それぞれに合うプランをたくさん用意し広く契約の門戸を開いた結果、TEPCO(東京電力エナジーパートナー)の契約数はどんどん伸びています。TEPCOの会員数は2017年5月の段階で既に300万人を超えているとか。多くの人にサービスや料金プランが支持されているということでしょう。
しかし、魅力は料金だけではないのです。契約をし、TEPCOを使うことによって電気料金をお安くする以外のメリットもあるとご存知ですか?
くらしTEPCOのメリットとは
「くらしTEPCO」自体が東京電力(東京電力エナジーパートナー)のweb用サービスの一つで、登録制となっています。契約時にもらえるIDやメールアドレスなどを登録し、利用開始の準備をすることになります。
登録をすることによりサイトで契約内容の管理や電気の利用状況の確認など、便利な機能を色々と利用できるようになっています。
電気の使用状況を知りたいなら検針票を見ればいいのではと思うかもしれないですね。くらしTEPCOのメリットはそれだけではありません。「電気管理の総合サイト」みたいなものですので、プランそれぞれの料金試算なども、もちろんできます。
参照
http://www.tepco.co.jp/jiyuuka/service/index-j.html
くらしTEPCOは根底に「家計節約」と「便利さ」があります。他にも「検針票が面白く管理が楽」「ポイントが貯まる」といった各種のメリットがあるのですが、これらはくらしTEPCOの根底から派生しているといっても過言ではありません。
web検針票が面白い!紙は別料金?
くらしTEPCOでは自分の電気の利用状況と請求金額を確認することができます。
検針票はweb上で発行され、基本的に紙媒体の検針票が送付されることはありません。紙媒体の検針票が必要な場合は有料での発行となります。
色々な会社から請求書や領収書が届くのが面倒という人もいることでしょう。スマートフォンやクレジットカードの明細もネットで確認できる時代です。電気料金もペーパーレス検針票で環境への配慮もばっちりです。ネット派の人や紙での検針票はかさばって嫌という人にはメリットがあります。必要な時すぐにネットで確認できますよ。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”shiro-kihon.png” name=””]ネットでいろいろ見れるから、便利だし、データ貯めて節約にも活かせるのが良きかな良きかな[/speech_bubble]
ポイントも貯まる!TポイントとPontaポイントを選択可能
東京電力は関東を代表する電力会社です。料金の支払いによって貯まるポイントが関東限定のポイントだと、関西にエリアが拡大されたとしても、使い勝手の面で今一と思ってしまいます。しかし、電気料金の支払いで貯まるポイントはTポイントなどの全国で使えるポイントです。
Tポイントというと、ファミリーマートやTUTAYAなど、生活には欠かせないお店で使うこともできるポイントです。Tポイントの他には、ローソンやGEO、ガソリンスタンドなどで使うことのできるPontaポイントとしても貯めることができます。
ポイントプログラムは何度でも変更可能です。Tポイント、Pontaポイント、自分の生活に合ったポイントを選択して受け取ることができるのです。電気は生活になくてはならないものです。必要費用でどんどんポイントが貯まるのは嬉しいですね。
しかも、さらに嬉しいのは、電気料金自体にポイントを活用することができるということ。ガスや水道、電気の料金は基本的に口座引き落としを使っても現金払いという印象はないでしょうか。ちょっと前までは、クレジット決済ができるようになって喜んでいたのに、今は何とTポイントやPontaポイントという全国区のポイントを使うこともできるのです。
ポイントを生活にどんどん使うタイプの人は、東京電力のサービスと相性抜群ですよ。ポイント関係の操作はくらしTEPCOで行うことができます。
サービスや手続きをネット中心で使いたいという人にくらしTEPCOはおススメのサービスです。
ペーパーレスやネットでの料金比較、お得な電気の使い方の案内など、とにかくネットに特化した使い方ができます。
電気料金が安くなるだけではありません。契約先の電気会社と紙媒体でやり取りするのではなく、ネットで情報を一元管理したいという人は東京電力エナジーパートナーと契約を結び、くらしTEPCOを使うことにメリットを見出すことができることでしょう。
情報がグラフ形式でも参照できますので、電気料金を中心に家計管理をすることも可能です。クレジットカードを各社のネットサービス上で手続きや管理をしている人はすぐに馴染むことができるはずです。
くらしTEPCOにデメリットはある?
東京電力エナジーパートナーとの契約にはくらしTEPCOの利用をはじめとしてメリットが多いです。しかし、同時にデメリットもあります。
最たるデメリットは、ペーパー派の人には優しくないという点でしょうか。検針票や領収書を紙媒体で発行することには一定のニーズがあります。基本的に多くの電力会社は検針票を紙媒体で発行しています。紙としてもらいたい場合は料金がかかってしまうため、せっかく電気料金が安くなっても検針票などの発行手数料でマイナスになってしまうことも考えられます。
また、ネットサービスを多用したくないという人もいることでしょう。
電気の使用量が可視化され、お得な情報がくらしTEPCOを通じて配信されるのは便利ではあるのですが、全ての人がそれを望むわけではありません。「時は金なり」という言葉があります。毎月の検針票をチェックするだけで足るという人もいることでしょう。
また、くらしTEPCOにログインするためには登録が必要です。IDの管理も必要になります。あまり登録サービスを増やしたくないという人にとってはメリットを感じ難いかもしれません。
くらしTEPCOの気になる疑問
くらしTEPCOを使う上で気になる疑問にお答えします。利便性がありメリットもあることは既にご説明しました。しかし電気は身近なものであるからこそ、たった一つでも不安があればどんなメリットも霞んでしまうことでしょう。
乗り換えを検討する前に、まずは不安や疑問をすっきり解消してしまいましょう。
解約しやすい?手続きが不安
くらしTEPCOの登録をしておくと、移転や解約などの多くの手続きがネット上で可能になります。電力自由化がはじまり、電気料金がお得になる会社に乗り換えたいと思っても、転勤の多い人は手続きが面倒なのではないかと億劫になってしまうことでしょう。
くらしTEPCOはネットで電気契約を管理できるともいえるサービスですので、お客様番号などの基本的な情報が手元にあれば手続きが可能です。お客様番号などの必要事項はくらしTEPCO内で確認可能です。
参照
https://support.tepco.co.jp/category/show/159?site_domain=kurashi
でんき家計簿とくらしTEPCOの違い
同じ電気使用量などを可視化してくれるサービスである「でんき家計簿」とくらしTEPCOはどこが違うのでしょうか。契約者の電気関係の情報を確認でき、お得な電気の使い方を案内してくれると言われたら、どちらも同じではないかと思ってしまいますね。
実はこの二つのサービスには明確な違いがあります。その違いとは・・・電力自由化後の料金体系や契約が対象かどうかです。でんき家計簿は電力自由化前の契約が対象で、くらしTEPCOは電力自由化後の契約や契約内容、料金確認などが対象になります。
でんき家計簿のトップページにも記載がありますが、今後のサービスはくらしTEPCOへ移行と考えて差し支えありません。これから契約する人はくらしTEPCOに登録してサービスを受けてください。
支払方法は?相性の良いクレカありますか?
電気料金の口座振替、クレジット決済ともに可能です。振り込みによる支払いも可能です。もちろん支払い方法の変更をすることも可能です。
何と言ってもくらしTEPCOという検針票ペーパーレスで各種情報をネットで確認でき、手続きなどもネット対応できるサービスを擁している電気会社です。ここは同じようにお手軽にクレジットカード決済で他支払いと決済をまとめてしまうという方法を検討してみてはいかがでしょう。
クレジットカードの明細は月の支払いが一覧になっていますから、上手く使えば家計簿代わりにすることができます。
また、口座振替はそれぞれの会社によってばらばらですが、クレジット決済であれば全ての使用量をまとめて月に一度一括で引き落としされますので、その日に合わせてお金を入れておけばよく、月に何度も「今日は〇〇の引き落としだから口座にお金を入れなきゃ」という手間がありません。
非常に便利です。
クレジットカードは料金に対しポイントが付与されるものがほとんどなので、電気料金という生活に欠かせない料金支払いで上手くポイント還元を受けることができるなら、さらなるお得さに繋がります。
支払にはVISAやJCB、アメリカンエキスプレス、イオンカード、ジャックス、オリコ、などなど、日本で出回っているクレジットカードはほぼ使うことができます。国際ブランドだけでなく信販系のカードでも支払いできるところが主婦の味方という感じです。
クレジットカードは種類によってポイント還元率が異なります。ポイント還元が高いクレジットカードとしては、楽天カードやリクルートカードが挙げられます。必要費用でポイントを上手く貯めることを考えるなら、このあたりのカードがおススメです。特に楽天カードはガソリンスタンドなどとも相性がいいので、家計の決済には有り難いクレジットカードです。
まとめ
くらしTEPCOについてご紹介しました。電気料金がお得になるだけでなく、ポイントサービスやネットサービスが充実しているとてもおススメな乗り換え先です。関西エリアにもサービスが拡大され、充実したメリットを活用できるようになりました。
まずは料金を試算し、メリットと料金を合わせてお得感を感じたなら、乗り換え先の候補に入れてみてはいかがでしょうか。関西エリアの皆さんにもおススメの電力会社です。
関連記事:ガソリン代も節約できる!「エネオスでんき」に東電から乗り換えるべき?
参照
https://www.kurashi.tepco.co.jp/
http://www.tepco.co.jp/jiyuuka/service/plan/kansai/premium/index-j.html
https://www.kurashi.tepco.co.jp/pf/ja/pc/pub/site/member-intro.page?
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