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大森エリアのマンションで電気を乗り換えるときの気になる手順を徹底解説

大森エリアのマンションに住んでいる人向けに、電力乗り換えについて解説します

電力自由化という制度がはじまり、自由に電気会社を選ぶことができるようになりました。しかし、興味はあっても、自分の生活スタイルによっては「この制度は自分も使って大丈夫?」と心配になってしまいますね。特に借家やマンション、アパートは人の不動産を借りているわけですから、自分が電力自由化に乗り気でも「勝手に換えてしまっていいのかな?」と不安になります。

マンションなどの集合住宅に住んでいても電力会社は自由に選べる?

気になるトコロを徹底解説しちゃいます!

電力自由化の基本が知りたい人はまずこちらをご覧ください。

 

目次

マンションで電力を切り替える手順は?

マンションで電力切り替えをする手順はとても簡単です。

まず、検針票を手元に用意しましょう。

検針票は電気に使用状況やプラン、22桁の供給地点特定番号、契約状況などが記載された大切な書類です。

毎月ポスティングされていることが多いため気軽なものと受け止めているかもしれないですが、「電気の契約」「電気会社の乗り換え」にはなくてはならないものなのです。

各電気会社の窓口に足を運ぶ時や契約手続きをする時は検針票を手元に置きましょう。

ガスやスマートフォン、ケーブルテレビと一緒の使うことで割引が受けられるというセット割引プランを申し込む時は、ガスの検針票やスマートフォンの領収書なども一緒に手元に置くようにしましょう。

これらの必要書類を手元に置いたら、乗り換え先の電力会社へ申し込みをします。後は電力会社側が必要なスマートメーターなどを手配してくれますので、双方の予定を合わせて切り替えをすることになります。簡単に流れをおさえてみましょう。

① 検針票を用意
② 乗り換え先電力会社へ申し込み
③ スマートメーターなどの設置(準備)
④ 切り替え

以上の4つの流れで電力を切り替えることができます

申し込みは電力会社の窓口だけでなく、インターネット上からも申し込みができる他、電話でも申し込みが可能です。中にはインターネットでだけ申し込みを受付している会社もあります。

それぞれの会社に合わせた申し込みをしましょう。

申し込みが適正に完了すれば、後は電力会社とやり取りし、切り替えに向けて進めるだけです。

今まで契約していた電力会社へ解約の連絡をする必要はありません。切り替え先の会社がやり取りしてくれますので申し込みをするだけで足ります。

電力会社乗り換えの手順は、一軒家と集合住宅でほとんど変わりません。

 

電力会社に切り替えで大家へ連絡は必要?

基本的に電力会社を乗り換えるからといって大家に連絡する必要はありません。

乗り換えができる場合は入居者が個人で契約しているので、契約先を換えるからといって大家への連絡は不要です。

ただ、スマートメーターの取り替えをするために業者が敷地内や建物内に立ち入りますので、近隣住民や大家に不安感を与える可能性があります。

念のために一報入れ、電力会社を乗り換えする旨とスマートメーターを交換する旨、交換の日時を連絡しておきましょう。

マンションで電力会社を切り替える手順は、物件が「個別契約」か「一括契約」かで異なります。以下にそれぞれのケースに応じた手順を詳しく解説します。


1. 個別契約の場合(各部屋で電力会社を選べる場合)

手順

  1. 現在の契約内容を確認する
    • 現在契約している電力会社、契約プラン、契約アンペア数を確認。
    • 電力の使用量を把握しておくと、新しいプランを選ぶ際に役立ちます。
    • 契約書や電気料金の明細書、またはスマートメーターの情報を確認。
  2. 電力会社・プランを比較する
    • 電力料金比較サイト(例: エネチェンジ、価格.com)を使って、現在の使用状況に合った電力会社やプランを探します。
    • ポイント還元や環境配慮など、自分の優先事項に合ったプランを選ぶ。
  3. 新しい電力会社に申し込む
    • 選んだ電力会社の公式サイトから申し込みを行います。
    • 申し込み時に必要な情報(契約番号や供給地点特定番号)は、電力会社の明細書やスマートメーターから確認可能です。
  4. スマートメーターの設置(必要な場合のみ)
    • 既にスマートメーターが設置されている場合は、そのまま切り替えが進みます。
    • 設置されていない場合は、無料で設置依頼が可能です。電力会社が手続きを代行することが一般的です。
  5. 切り替え完了の連絡を待つ
    • 新しい電力会社が現在の契約会社に連絡し、手続きを進めます。
    • 切り替えに伴う停電は基本的にありません。
  6. 新しいプランでの供給開始
    • 指定された日から新しい電力会社のプランが適用されます。

2. 一括契約の場合(住民が電力会社を選べない場合)

手順

  1. 物件の契約形態を確認する
    • 管理会社または大家に問い合わせて、物件が一括契約かどうかを確認します。
    • 一括契約の場合、個別での切り替えは基本的にできません。
  2. 管理組合や大家に提案する
    • 一括契約の電力会社変更を提案します。
    • 電力料金の比較資料やメリットを説明し、他の住人の賛同を得ることが必要です。
  3. 管理組合で決議を行う
    • 管理組合の会議で新しい電力会社への切り替えを議論します。
    • 多数の賛成が得られた場合、契約切り替えが進められます。
  4. 新しい電力会社と一括契約を締結する
    • 管理会社または管理組合が新しい電力会社と契約を交わします。
    • 切り替えに伴う具体的なスケジュールを確認。
  5. 新しい契約内容の適用
    • 新しい契約条件に基づき、全住人に電気料金が適用されます。

注意事項

  1. 違約金の確認
    • 現在の契約で解約違約金が発生する場合があります。特に長期契約を結んでいる場合は要確認。
  2. 切り替えタイミング
    • 電力の切り替えは、使用開始月の翌月から適用されることが一般的です。申し込みタイミングによっては適用が遅れる場合もあります。
  3. スマートメーター設置状況
    • 切り替えにスマートメーターが必要な場合、未設置の物件では電力会社が無料で設置を代行します。
  4. 停電の可能性
    • 基本的に停電は発生しませんが、スマートメーター設置の際に一時的な停電が起きる場合があります。

メーターは勝手に交換してOK!退去時も放置でOK

手順の中で気になるのはメーターの交換です。

メーターは家に付属しているものですから、大家の持ち物ではないだろうかと心配になってしまうことでしょう。

人の持ち物だとしたら、勝手に交換するわけにはいかないですよね。

しかし電力会社を乗り換える上ではメーターを交換しなければいけませんから、乗り換え手続き自体はできてもメーターの勝手な交換ができないがために乗り換え計画が頓挫するのではとも考えてしまいます。

その点を心配する必要はありません。なぜならメーターは大家のものではなく電力会社のものだから。

スマートメーターは勝手に交換しても問題ありません

乗り換え先の電力会社が乗り換え時期に合わせて交換してくれる場合と、交換の際に立ち会いを求められる場合があります。

いずれにしろ、30分くらいで終わる作業です。自分の都合や乗り換え計画に合わせて電力会社にお願いしましょう。

なお、退去の時もスマートメーターをもとに戻す必要はありません。アパートでは撤去の際にお部屋の中を綺麗にしていかなければいけません。スマートメーターも外しておいた方がいいのかと迷う人もいるようです。

電力会社の管轄している物ですから、退去する人が取り外しをする必要はないのです。放置して大丈夫です。

 

乗り換えで我が家だけ停電しない?という不安

マンションで自分の部屋だけ乗り換えてしまうと停電が起きたり、家電が使えなかったりといった不具合が発生することはないのでしょうか。

電気は生活に欠かせないものだからこそ不安ですよね。料金が安くなっても「使えませんでした」「停電が頻発しました」では意味がありません。

この点もご安心ください。

日本で使われている電気は、発電源や会社に関わらず質は同じです。

電力会社間できちんと調整していますので、電力会社を変えたからといって電気そのものの質が変わるということはありません。

一つの電力会社が停電で上手く送電できない時は自動的に他社電力に切り替わるようになっており、料金は会社間で決着をつけてくれるためお客さんに請求されるということもありません。

このあたりの事情は一戸建ての電力会社乗り換えでも、マンションでの乗り換えでも同じです。

乗り換えによって自分の家だけ停電が頻発したり、家電が使えなくなったりということはありません。

まとめ

マンションなどの集合住宅でも自由に電力会社を乗り換えることができます。

ただし、マンション側で一括受電契約をしている場合や、大家がまとめて電気料金の支払いをしている場合は自由に乗り換えることができませんので注意が必要です。

もし乗り換えできるなら、各社の料金プランをじっくり読んで、自分の生活に合った会社と契約するのがポイントです。

電気は生活に欠かせないものだからこそ、より自分に合ったプランを選びたいですね。

 

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