プリペイドカードはクレジットカードが作れない人でも利用出来て、しかもクレジットカード並みにポイント還元が期待できます。
しかもクレジットカード並みに、安全かつ便利です。
でもプリペイドカードの種類はとても多くどれを選んでいいのかは難しいです。
そこでこの記事では主要のプリペイドカードを比較した情報を提供します。
主要プリペイドカードの比較一覧
Vプリカ | LINE Pay カード | Web Money Card |
dカード プリペイド | au WALLET プリペイドカード | ソフトバンクカード | キャッシュパスポート | バンドル カード |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ブランド | VISA | JCB | MasterCard | MasterCard | MasterCard | VISA | MasterCard | VISA |
入手
方法 |
ネット | コンビニ | 郵送 | 郵送 | 郵送 | 郵送
店頭 |
郵送 | ネット |
チャージ方法 | コンビニ
銀行 |
コンビニ
銀行 |
コンビニ
銀行 |
コンビニ
銀行 携帯と合算 |
コンビニ
銀行 携帯と合算 |
コンビニ
銀行 携帯と合算 |
コンビニ
銀行 |
クレジット
銀行 ATM |
本人確認 | 不要 | 不要 | 必要 | 不要 | 不要 | 不要 | 必要 | 不要 |
不正利用への補償 | ○ | × | × | × | ○ | △ | ○ | △ |
カード
残高上限 |
10万円 | 1000万円 | 100万円 | 30万円 | 100万円 | 100万円 | 200万円 | リ:10万円
バ:100万円 |
還元率 | 0% | 2% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0% |
主要なプリペイドカードの使い方
1.Vプリカ
Vプリカは、VISAが発行するプリペイドカードです。
最大の特徴はプリペイドカードでありながら、 クレジットカードと同じように使用することができる点です。
また世界で最も流通しているクレジットカード会社のブランドVISAのおかげで、日本のみならず世界中のお店で使用することができます。
実店舗だけではなく海外のオンラインのサイトでもショッピングに利用することができます。
Vプリカのデメリットは、他のプリペイドカードと違って利用代金に対してポイント還元が受けられない点です。
あくまでプリペイドカードでありながらVISAの利便性を享受できるというところが強みのようです。
加えて3ヶ月以上を使用履歴がないと、月額125円の手数料が取られてしまいます。
プリペイドカードの残高がなくなれば手数料を取られることはなくなりますが、手数料として取られてしまうのはもったいないので、計画的に利用することが求められるようです。
LINE Pay カード
今や現代社会人にとって欠かせないコミュニケーションツールとなった LINE ですが、LINEの運営会社が発行しているプリペイドカードが LINE Pay カードです。
LINE Pay カードは、 LINE のアカウント上で保有したお金を実店舗でも使えるようにと拡張して開始されたサービスです。
貯まったポイントは LINE Payを通して LINE のスタンプを購入することができたり、 LINE Payで1ポイント1円で換算して物品の購入に充てることもできます。
しかも LINE Pay カードは、コンビニでカードを買えば誰でも手に入るので、始めやすいとも言えます。
LINE Pay カードで残念なのが、カードブランドが JCB であることから、便利に使用できるのが日本国内に限られてしまうことです。
LINE Pay カードのサービスとして、利用代金に対して2%のポイント還元がありました。
しかし、2018年の5月末で終了になることが発表されました。
これにより LINE Pay カードが他のプリペイドカードに対してポイント還元率という優位性を失ったのは言うまでもありません。
LINE Pay カードの新テーブルは以下のようなものです。
月5万円未満利用:0.5%
月5万円以上利用:1.0%
月10万円以上利用:1.25%
月15万円以上利用:1.5%
月20万円以上利用:1.75%
月30万円以上利用:2%
プリペイドカードはほとんどの人が月5万円以下の利用金額なので、実質的な還元率は0.5%と言って良いでしょう。
WebMoney Card
WebMoney カードはオンラインでの決済に特化したプリペイドカードです。主にオンラインゲームの課金でその利便性が高く評価されています。利用代金に対して0.5%の還元率がつきます。
一方で WebMoney カードを手に入れるためには、インターネットから申し込みをして本人確認を済ませる必要があります。
この本人確認は他のプリペイドカードの発行時にはない手続きなので、煩雑に感じる方も多いかもしれません。
「dカード プリペイド」、「au WALLET プリペイドカード」、「ソフトバンク カード」
携帯の大手キャリア3社が発行するプリペイドカードには、 サービスの点で大きく異なる点はありません。
これらのカードの最大のメリットは、プリペイドカードにチャージした金額を携帯電話の請求と合算して支払えることです。
残額が少なくなったら自動的にチャージしてくれるオートチャージ機能まで備わっているために、プリペイドカードの残額を気にすることなくお買い物をすることができます。
それぞれの会社が発行するアプリなどで何時でも残額を確認することができるのも非常に便利です。
利用代金に対して0.5%ポイントが還元されます。
これらのカードにはこれといって大きなデメリットはありません。
プリペイドカードを使ったことがない人が、初めて持つカードに向いているでしょう。
キャッシュパスポート
キャッシュパスポートは、 海外旅行や短期留学などをする人にとって非常に心強いプリペイドカードです。
他のプリペイドカードにない最大の特徴は、マルチカレンシーです。
キャッシュパスポートに対応するどれか一つの通貨で入金を行えば、世界中どこに行っても入金した金額まで換算した現地の通貨で支払いをすることができます。
したがって短い期間でいくつもの異なる通貨が流通している地域に行く人には、わざわざ現金を両替する手間を省くことができます。
これが海外旅行社にキャッシュパスポートが絶大な支持を集めている理由です。
加えてキャッシュパスポートを使って代金を決済すれば、利用金額の0.5%分Tポイントを還元してもらうことができます。
海外旅行に行くには必携の一枚といえるでしょう。
為替手数料は為替レートに対して4%上乗せされます。
為替のレートはドル1%、ユーロ0%、ポンド2%、NZドル5%、カナダドル4%程空港などでの両替所よりもお得です。
バンドルカード
クレジットカードで有名なVISAカードが、満を持して世に放ったプリペイドカードがバンドルカードです。
バンドルカードは、 IC カードが発行されるリアルカードと、オンラインでの決済にのみ使用することができるバーチャルカードの2種類があります。
リアルカードを発行してもらうには発行手数料が300円かかります。
発行手数料自体はかからず、年齢制限もないために学生やクレジットカードを発行してもらえない人も利用することができます。
オンラインでの決済ではクレジットカードと同様に使うことができて非常に便利です。
バンドルカードの利用開始までは、非常に簡単です。
インターネットでバンドルカードのアプリをダウンロードします。
ダウンロードしたアプリに電話番号、生年月日を登録します。これだけでバーチャルカードを発行してもらうことができます。
必要に応じてリアルカードを発行してもらうことも可能です。
バンドルカードでは利用代金に応じたポイント還元はありません。
まとめ
一口にプリペイドカードと言っても、現在では様々な種類のカードが発行されており、利用者の用途に合わせて使いやすいものを選ぶことができます。
またプリペイドカード全てに共通して言えるのが、煩わしい現金取引から解放されることです。
通勤通学の時間帯なので行列ができているコンビニで、現金をジャラジャラする必要がなく、スマートに買い物を済ませることができます。
今後日本でもキャッシュレス決済が広まっていくことでしょう。プリペイドカードはそんなキャッシュレスの社会においても、重宝がられることでしょう。
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