ポイントは還元率だけで決めるのではなく、総合的なサービスで決めることが重要です。
なぜなら、ポイントは貯めるだけでは意味がなく、最終的に使ってこそ意味があるからです。
使える場所が多ければそれだけ有効活用できる可能性が高くなりますから、お得さや節約に繋げることができるというわけです。
また、通常のポイント還元率が2パーセントというと一見して多いように思えます。
これはいいカードだと思ってしまいますね。
しかしその還元率2パーセントのカードが、365日の何時使っても2パーセントで、ポイント還元アップサービスが一切ないカードであればどうでしょう。
ポイント還元率1.5パーセントのカードで一週間に3日ポイント3倍デーがあれば、そちらのカードの方が使い方によってはポイント獲得数がはるかに多くなる可能性があります。
単純に還元率だけを比較してカードの良し悪しを判断することはできないということです。カードを選ぶためにはポイント還元率だけでなく、還元率がアップするサービスの多さや貯めたポイントを使うことのできるお店の数などを総合的に見て判断することが大切です。
楽天カードと他カード比較!ポイント還元率は大切
総合点において、楽天スーパーポイントは非常に優れています。
楽天スーパーポイントはテレビCMでよく目にする楽天カードを所持することにより貯めることができるポイントです。
楽天カードは年会費無料の代名詞のようなカードで、クレジットカードを所持していない方でも知っている抜群の知名度を誇ります。
クレジットカード愛好家の間では「還元率がいい」「ポイントアップのサービスが多い(ポイントをがんがん貯めることができる)」「ポイントを使えるサービスが多い(使い勝手がいい)」ことで有名なカードです。
つまり、クレジットカードやポイントカードを選ぶ時に見ておきたいポイント3つの総合値が、クレジットカード全体の中でも極めて高いカードなのです。
楽天カードと楽天スーパーポイントについてもう少し詳しく知っていただくために、他の身近で使えるポイントやカードの、特にポイント還元率の面について比較してみましょう。
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イオンカード(WAONポイント、ときめきポイント)の特徴と還元率
イオンカードは暮らしに必須である食材を扱う大手スーパーマーケット系列であるイオンのカードです。
電子マネー払いや現金払いの際のカード定時でWAONポイントが貯まる他、クレジット決済でときめきポイントを貯めることができます。
200円で1ポイントが基本で、イオンカード系列のポイント還元率は大よそ0.5パーセントとなります。
ただし、お客様感謝デーなどのポイント獲得率が大幅にアップする日が設けられている上にポイント獲得ができる提携店が多いため、わりとどんどん貯まってしまう印象です。
食材や日用品をイオン系列店でよく購入する人は持っておきたいカードです。
イオンカード自体は決して悪いカードではありません。
しかし、欠点がないわけではありません。
欠点はポイント還元率が0.5パーセントと高くないこと。他に還元率の高いクレジットカードを持っていれば、どうしても普段の還元率を比較して溜息が出てしまいます。
それと、イオンカードはネットショッピングに弱いという欠点があります。イオンのときめきポイントTOWNを経由して買い物をすると最大でポイントが21倍になるのですが、実店舗でイオンカードを使うと他サービスを併用しない限り基本的な還元率は0.5パーセントです。
イオンを中心に生活する。イオンのサービスを中心に使う。こんな場合は使い勝手も良くポイントの大量ゲットを狙えるのですが、イオン系列店やときめきポイントTOWNを経由しないショッピングのポイント還元には物足りなさを感じるのではないでしょうか。
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Tカード(Tポイント)の特徴とポイント還元率は?
提携店が多く広い範囲で使えるカードの代名詞の一つがTカードです。
Tカードを使って付与されるポイントがTポイントになります。TUTAYAやファミリーマートといった全国展開をしていて、かつ生活に欠かせないお店で使えるのがこのTカードです。
インターネット上ではYahoo!の各種サービスで貯まるポイントとしても有名です。Yahooをよく利用する方はセットでTカードも活用なさっているのではないでしょうか。
Tカードにはクレジットカード機能のあるものとないものがあります。
ポイントを付与してもらうだけならクレジットカード機能のないものでもOKですが、効率的にポイントをゲットするためにはやはりクレジットカード機能が付与されたカードを持っておきたいところです。
Tカードのポイント還元率は0.5~1パーセントです。Tカードにはいくつか種類がありますので、どのカードを発行するかによって還元率が変わってきます。
還元率が高めのカードとしてはYahoo!JAPAN JCBカードとファミマTカードがあります。
Yahoo!JAPAN JCBカードでポイント還元率が1パーセントです。ファミマTカードは合計金額によってランクが変わり、還元率が0.5~1.5とランクに応じて変動することになっています。
Tカードもポイントをゲットしやすく使い勝手の良いカードと言われています。
しかし一つだけ弱点を挙げるなら、キャンペーンが使い難いこと、でしょうか。キャンペーンが特定のお店に集中しているのです。
Tカードでは5のつく日や毎週など、日によってキャンペーンを設けています。
キャンペーン対象のお店はウェルシアやドラッグイレブン、Yahoo!JAPAN、ファミリーマートなどになります。
重点的にこれらのお店を活用している人はいいのですが、他によく足を運ぶお店がある人はポイントを獲得し難くなってしまいます。
また、ウェルシアなどは地域によって出店がない場合もあります。お店が近くにない人も、Tカードの使い勝手、そしてポイント獲得のしやすさが格段に下がってしまうことになります。
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http://tsite.jp/
http://ftcard.pocketcard.co.jp/card/g/
楽天カード(楽天スーパーポイント)のポイント還元率をチェック
楽天カードを使って獲得できるポイントを楽天スーパーポイントと言います。
楽天カードは年会費無料カードの代名詞のようなカードですので、知名度は抜群です。しかし、各社がこぞってカードを出している時代ですから、知名度だけでは人気を得られません。
楽天カードがこれだけの知名度を維持し続けていられるのは、「ポイント還元率をはじめとしたカードの総合力が非常に優秀だから」というところにあります。
楽天カードの基本的な還元率は1パーセントです。クレジットカードの基本的な還元率は0.5~0.8が多く、1パーセントはポイント還元率で見れば悪い方ではありません。
いいえ、むしろかなり良い方と言えるでしょう。系列サイトや特定の日(キャンペーン)で使うと一気にポイントがゲットできるカードはたくさんあります。
イオンカードなどはその代表例でしょう。楽天カードは基本が1パーセントとなります。まずはこの還元率に注目してください。
加えて、楽天カードはクレジットカード業界では「圧倒的なまでのキャンペーンの多さ」と言われるほど、ポイント還元が格段にアップするキャンペーンが開催されます。
イオンカードもキャンペーンの多さで有名ですが、楽天カードはさらに上を行きます。
こちらは楽天スーパーポイントに関するキャンペーンになります。
入れ替わり立ち代わりで大量のポイントをゲットできるキャンペーンが常に開催されているような状態です。
また、不定期にポイント10倍の「お客様感謝デー」や2~10倍になる「楽天カード感謝デー」なども開催されます。
毎週木曜はポイント2倍になる「Edy感謝デー」が開催されます。とにかくキャンペーンが多いのです。2017年10月14日現在はポイントが最大36倍になる「楽天イーグルス応援キャンペーン」を開催しています。
楽天カードは提携しているお店も多いので、楽天系列店以外で買い物をするという方も持っておきたい一枚です。
楽天以外を使う人でも、買い物をするだけで意識せず1パーセントのポイントを受け取ることができるのです。この点も合わせて、総合的に他カードと比較してみてください。
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https://www.rakuten.ne.jp/gold/stella-plus/promotion/rakuten/edy/
https://event.rakuten.co.jp/campaign/eagles/?l-id=f_header_event_pc
最後に
普段使いにばっちりな三枚のカードを比較しました。
カードを選択する時に重要なのは「使い勝手」や「サービス」、そして「ポイント還元率」です。単純なポイント還元パーセンテージだけで比較するのではなく、ポイントをゲットするチャンスとなるキャンペーンがどれだけ多く用意されているかについて比較することも大切です。
今回は楽天スーパーポイント(楽天カード)を中心に、他の有名カード・有名ポイントと比較しました。
楽天カード自体がポイント還元面でも優良で、キャンペーンによるポイント獲得チャンスも他の追随を許しません。カードファンにも人気のあるカードです。
ぜひ、あなたのお財布に一枚加えてみてください!
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